今日は、うどん粉病が出たカボチャのとなりにいらっしゃる、スイカに予防的薬散をば...そう、薬散は予防的視点と、出た病気・害虫を叩くという2つの視点を持つ事が重要であるとの事でした。少し体系的に教わりました^^
農薬は大きく分けて殺虫剤と殺菌剤に分類できます。
さらに殺虫剤は、
- 葉をバリバリ食い荒らす野郎(アオムシ系など):アファーム乳剤やスミチオン乳剤を使います 昔はランネートの使用が許可されていたようです
- 葉の液をチューチュー吸う野郎(アブラムシなど外からウィルスを持ち込むものを含む):ベストガードなどを使います
- 植物体の傷口から菌が入らぬよう、膜によって保護する:ダコニール1000、ビスダイセンやジマンダイセンなどダイセン系統を使います
- 植物体に侵入した菌を叩く:モレスタンなど多少強めの農薬
先日カボチャで使用したモレスタン水和剤、葉の表面にうどん粉の症状が出ているということは、すでに菌が侵入しているということ。すぐに叩かねばなりません。薬散予定としては、2回モレスタンを薬散し、7〜10日後に再度葉を精査し、再発が確認されないようならば、予防的視点に切り替えダコニール1000を使用します。このとき、アブラムシが心配ならばベストガードも薬散します♪
本来ならば、うどん粉病の症状が出る前に、予防的観点からダコニールを薬散しておけば、うどん粉病の侵入を防げた可能性はあります。最近、薬害を2回ほど出してしまって、薬散に対して少し腰が引けていました。が、自然界の菌には通用しませんでした 笑 今年の流行語が決まりました。「全部じぶんにかえってきた!」
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