2015年2月26日木曜日

ゴミがゴミを呼ぶ!


ついにやられました!
これが噂に聞く「不法投棄」...雨の日でも、必ず圃場の見回りに行くのですが、今朝到着してみると何やら怪しげな塊が。そう、真ん中のビニール。これ、どっからどうみても何か隠してるよね。うん、ビニールの上にわざわざ黒いカゴをのせる人いないよ。しかも雑草付き。

うちの圃場が本格スタートしたときからゴミが野積みにしてあって、早く片付けるよう上の者に言っていたのですが。いわんこっちゃない、さらにゴミが集まってきました。恐る恐るめくってみると...


デーン!!ご丁寧にビニールに包まれたタイヤが出てきました。しかも、細いのは単車のタイヤじゃねぇ??DUNLOP?白い粉吹いてるし。太いのは車のタイヤ。「マジでぇ〜」って唸りながら、ハウスに入ってみると、おいおい、嘘でしょ?こちらにも見慣れぬタイヤが4本。


わざわざ、空きスペースを選んで、積んでありますだ。しかもアルミホイール付き。大きさからみてミニバンに間違いない。そうか、外のタイヤと中のホイル付きタイヤとで捨てる場所を分けてくれたのね。業者に買い取ってもらって換金しろってこと??分別して投棄するあたり、親切なんだか迷惑なんだか意味わかりませんが...(^_^;)

まさにゴミがゴミを呼ぶ!!そういや、つい最近まで入り口近くにあった、ゴルフバッグ3つ(これも完全な不法投棄)がいつの間にかなくなっていましたっけ。そう、「捨てる人」と「持ってく人」がいるんです。そしてわざわざ、ゴミを見に来る人もいます(笑)自転車に乗ったアブナイおっちゃんとか。これって、完全にフリーマーケットじゃん?

うちはフリマの会場じゃありません!!!

これじゃぁ、所沢=ゴミの街とはよくいったものです。皆さんも、ゴミには気を付けましょう。不法投棄するのは、なにも遠くの人とは限りません。あなたのすぐ近くにいる人かもしれません。「人を見たら不法投棄されると思え。」なんちゃって。こんなことブログに書いたから、明日はどんなゴミが投棄されているのやら...

2015年2月22日日曜日

緊急解体&今後の身の振り方


昨日から、例の「高橋解体興業」を始めました♪ ノルマは1日1棟!!
緊急でハウスをバラしてます。来月からの動きが二転三転し、2棟をバラすこととなりました。このハウス、去年の大雪で倒壊したあとに立て替えたものです。再建してからちょうど1年間で引っ越しすることとなりました。いろんな思い出が詰まっています。

そう、新年度(来月から)以降の高橋の身の振り方が決まったのです。結論から申しますと所沢ゆうきファームを離れ、狭山市の大農家さんのもとで1年間の正式な研修を行う運びとなりました。1年後には、JAいるま野主催の「明日の農業担い手育成塾」(農家以外の者が農家を目指すための正式なルート)に入ることを目指すべく、その大きな一歩を踏み出します。「明日の農業担い手育成塾」に入る要件には、農業大学校を卒業するか先進農家での1年以上の研修が必須です。この「担い手塾」は成功率わずか20%弱であり、素人にとっては限りなく狭き門です。塾の期間は2年間、30a程度の土地で作付けを行い、年間あたり一定の売り上げを叩き出さなければなりません。採算は、完全独立の形態。悲しいことに脱落者も多々いるようです。担い手塾を卒業後初めて、土地を50a以上に拡大でき、農家に準ずる者と認められるのです。

しかし、現実には30aの土地の確保などの問題があり、地元と相当のつながりがなければ、入塾もままならないくらい。そんな中、大農家さんが研修の受け入れを表明してくださり、さらにその後の独立までをも完全サポートしてくださると手を上げてくれました。ほんとうに嬉しい次第です。願ってもない話、とことんお言葉に甘えていこうと思います(^^)この農家さんが声を上げてくれるまで、今後の身の振り方については正直相当迷っていました。でも、今はすべての環境が整いました。あとはやるだけです。

そんな流れの中で、1年後の入塾を見据えた時、30aあたり一定の収入を上げるため、作付計画の中にトマトを組み込んで行こうと思っています。今年はそのための実証試験との位置付けで、岡安先生協力のもと、雨よけ栽培のトマトに挑戦することになりました。土地を貸してくれる農家さんにも感謝です!そのそのためのパイプを急ぎで調達(!?)しているのです(^^)来月からまた忙しくなりそう...


2015年2月17日火曜日

祈願!!


ついに、ついに...拝みました(^^)
今日の狭山地域は曇天のち雨。大きな仕事ははかどりません。これをいいことに、来月からの新たな門出を祈願し、秩父の三峰神社へ。祈願内容は、「冨病平癒」ならびに「事業繁栄」。自身の持病が少しでも回復することと、独立までの道のりを守っていただけるよう、祈願しました。特に今日という日を選んだわけではありませぬが、神社に着いてみると、なんと本日2月17日は「祈年祭」(きねんさい・としごいのまつり)と呼ばれる年穀豊穣祈願の祭典の日でした!祭典は午前中に執り行われ、自分はその後に到着しましたが、なんとタイミングのよいこと良いこと。即、その場で祈願です。

人生初の玉串の奉納も行い、心身ともに清められた心持ちであります(^^)この年になって初めて、人生の節目において祈願する人の気持ちがわかったような気がする。きっと、自営業の人とか土建屋さんなんかも、安全祈願やら商売繁盛やら、節目節目で神社に通うのでしょう。いつか自分が年老いた時、「農業生産法人 高橋組(!)」として、若い衆を引き連れてお参りに来たいものだと、ふっと思いました(^^)雨の日は雨の日で、心がスッキリすることがあるものです。

2015年2月16日月曜日

日々、修行...


さてさて、今日は久しぶりにゆうきファームのコカブの管理を...11月7日に播種したコカブがそろそろ収穫期を迎えています。栽培期間、なんと約100日!
収穫前、べたがけを外し、トンネルのビニールを開けて、換気による外気への慣らしをします。これにより、収穫直後のしおれが少なくなって、翌日の出荷に耐えられる商品となりますだ。


今から間引きをするところもあり、3月末までに全収穫完了!ということにはならなそうです。それにしてもこのあたり(所沢)は風が恐ろしく強い。となりの家庭菜園の区画からは、堆肥用の落ち葉が吹っ飛んできてコカブが埋まったりといろんな被害にあってます。そう、今日の朝圃場に行ったら、ハウスの天井ビニールが全部破れていて、あらためて風の恐ろしさを知りました。何も栽培してなかったからよかったようなもので。

吹っ飛んできた落ち葉については、完全に人災なので、「てめー、このやろーっつ」って怒鳴り込んでやろうとも思いますが、もう、なんだかね...自然と戦うっていうのは、ほんとうに想像を超える過酷さがあります。半分アタマがおかしくなきゃあ、やってけないところもあります。

そうれはそうと、今日は日頃お世話になっている水菜農家さんと話しをし、独立までの道のりをあらゆる面でサポートしてもらえる確約をいただきました。また、今後1年間の研修についても、快く引き受けてくれた次第。言葉にならんくらいの感謝でございますわ。こんな風に、地域で、前を走ってくれる先輩がいると、すごく励みになるし、自分のモチベーションを保つのが楽です。

将来的に「農業生産法人 高橋ファーム」に成長できるよう、日々精進していきます(^^)

2015年2月15日日曜日

次への準備


ここ数日間、こんな風にトラクター運び出したり、マルチャーやパイプを運び出したり...教習所に行って大型特殊免許やバックホーの作業免許(いわゆる車両系建設機械)をとってきたりと、かなりワタワタしてました。ゆうきファームが3月で終わりになることを受けて、次の自分の身の振り方を考えるにあたり、いろんな準備があります。頭の中がすごく忙しい。建設機械の作業免許については、今までは無免許で借りてたので(3t未満のレンタルは可能なのですが!)、今回の撤退をいいことに、胸張って借りられるようにしました。そんなにでかい重機は使う機会がないですけどね。ちなみに、来週の末には「車両系建設機械(解体)」の講習も受けてきますので、荒地の整備なんかも重機さえあればできるようになります。自腹切って講習に行く奴も珍しいようで、教習所の方には、「最近の若者はやる気あるんだねぇー」なんてからかわれました(^^)


さてさて、ゆうきファームの撤退にあたり、今後のわたくしの身の振り方については、今まさに佳境に入っています。詳しくははっきりと決まり次第発表しますが、ほんとうにいろんな人にお世話になっています。岡安先生や振興センター、試験場の方々、直売で一緒している方々、コンテナとか泥だらけのもので家を埋め尽くしても家を提供してくれる人、そしてこれから本格的に面倒みてもらうであろう大農家さん。荒地の開墾から農業を始めて1年半、ここまで来れたことも奇跡なんですが、この先自分が登らねばならん山の大きさを考えると、もう絶望に近いものがあります。資金や土地の問題、はては栽培技術など、それはそれはもう「農業なんかやめちまえばいいのに」と言われてしまいそうなもんです。

でも、自分の年齢や気力、体力、おかれている環境なんかを俯瞰してみてみると、勝負するにはこれが最初で最後のチャンスじゃないかって思うんです。去年1年間も、最初で最後という気持ちで過ごしてきましたが、今後1年間はさらに厳しい年となりそうです。金はなくても心にゆとりを忘れず(笑)、着実に進んでいきたいと思います(^^)

みなさま、今後ともどうぞよろしくお願いしますね!

2015年2月5日木曜日

雪の日に...


今日の所沢はみぞれ混じりの雪。すごく冷えます。みなさんいかがお過ごしですか?朝一番で出荷、昼頃にはハウスの天井に張っている寒冷紗を剥がして、雪下ろししてきたのですが、天井ビニールの弱いこと弱いこと。ハウスの内側から軽くつついて雪を落としていたのですが、天井直管あたりのビニールがパリパリと...紫外線のせいか、ビニールが硬い。ビリビリじゃなくて、若干パリパリなんです。
このビニールは張ってから約1年...よくみるとパイプにビニールがくっついています。夏の暑さでベタっとくっついたものとみられます。いくら外側を洗ってもこすっても、1年で交換する消耗品なんですな。


露地のコカブも、毎日の寒さで頭がおかしくなって(?)尖ってきていますが、7割くらいは商品として出せるでしょうか。今の所、隔日15束程度出荷しています。今考えると、通常のトンネルなんかじゃなく、千葉の方でやってるような大きなトンネル(ベトコン栽培!?)を使って、昼間の熱を確保しなきゃならなかったんでしょうーが、資材代を考えると踏み切れず、今まで通りのトンネルで栽培してます。いくらベタ掛けをしても球の形は、ハウス物にはかないません。寒さの影響でどうしても、四角とか縦長になってしまうんです。大きなトンネルにすれば少しは回避できたかもしれませんが、これもまた、課題ということで...


それはさておき、ゆうきファームでは、農業分野からの撤退に伴う片付け作業が、本格化しそうです。そろそろ着手しないと土地の賃貸の問題上、ヤバイので、現場の者は少々焦っているのですが。水耕栽培跡地の片付けが一苦労で、こんな加温器(重さ300kg!)の移動や重油タンクの基礎を解体したりと、大仕事が入りそうです。


ネポン ハウスカオンキ HK-3024 が2台。そして1,900Lの重油タンク(消化器付き!)。コンテナが8個ほど入るホシザキの冷蔵庫! 電気系統の配電盤やダクトもあります(笑


でも、1ヶ月以上野ざらしになっているので、正常に動くか試験運転が必要です。
みなさんいかがですかぁ〜??(笑
安くしときまっせ!!