「ついに!」というか、「やっと・・・」というか、年度が変わりました(^^)
にわか農家も、これまでの所沢ゆうきファームを離れ、心機一転、埼玉県狭山市にて就農を目指す運びとなりました。つきましては、当ブログのタイトルを、「ひとり農業 狭山物語」に変更したいと思います。今年1年間は、篤農家の研修生という身分ですが、相変わらず仲間が少ないため「ひとり農業」としておきます。ん、あとは農業に関わらず、「仲間」を募集中です♪笑
さて、新年度1発目はこれ!!! 数字にやられました。
この数字、立派な家が建つよ??
いやしかし、関節リウマチっていうのは一生付き合っていく病気だけに、長期的な視野が必要となります。息の長い農業という仕事と同じですかね。なんともいえないこの持病と仕事の組み合わせ。
驚くのはそれだけではありません。
ご覧ください。先日あがってきた土壌分析の報告書。pH値が7.2 超、超、強アルカリ性です。この報告書を見たとき、ぶっ倒れそうになりました。さらに、石灰が440。苦土が74。加里、リン酸もかなり高い。素人では対処法がわかりません。夜遅くにも関わらず、すぐさま岡安先生にTell&データをFax。
そう、なぜ土壌分析かって、実は諸事情により、今年トマトの雨よけ栽培を行うことになったのです!去年ゆうきファームでの栽培を最後に、次はいつできるかわからない状況でしたが、来年以降の独立運営を踏まえ、60株の栽培ができることになったのです。
それにともない土壌分析による施肥設計を行いたいと考え、苦土石灰と堆肥を散布した後ではありましたが、サンプル採取の上分析を依頼しました。石灰と苦土の数値が高い理由は、散布した直後の苦土石灰がサンプルに混じっていたためとも考えられます。加里の数字については、名前は公表できないのですが「狭山げ◯きファーム」の皆さんが栽培予定地で冬季に焚き火を3回くらい行ったため、灰(=加里)や炭がサンプルに多く混じっていたものと考えられます(^^)
ここまではいいにしても、リン酸の数値も高い。さらに、EC値が低く、pHが高いという状態。これをいかに考えるか。ここからが、岡安先生の出番。本当の施肥設計が始まりました。それにしても、売上や純利益ではない別の数字に追われる年度末と年度始...この1年は「数字」に追われる年になるのか。そう思えてなりませんだ。詳しい施肥設計については次の記事にて...