先日の更新から1週間。
各作物の本圃の準備、定植が本格化し、いよいよ動き出しました!
だいぶ花芽も大きくなり、定植の時期を迎えたトマト君。
今回は自根苗をば、ひとベッド...
2月のうちに、地下に待肥を施肥していますので、
今回は肥料の全面散布から始まります。
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- 配合飼料大作8-8-8:10÷0.08÷1000×50=6.25 6kg
- 苦土石灰 :前回施肥したが、トラクターで深耕したため追加
- 油かす :10÷0.05÷1000×50=10 10kg
- 硫酸カリウム:10÷0.5÷1000×50=1 2kg
- 堆肥 :右側のみ1袋
- カルホス微粒剤300g散布
幅70cmほどのベッドを立て、穴なし黒マルチを敷き、30cm間隔で植穴をあけます。モスピラン粒剤を混ぜ、灌水。苗は浅めに定植します。この時、花芽の向きに注意します。生長したとき、交互に実がつくよう(管理のしやすさから)、花芽を外向き・内向きに振り分けます。最初の花芽の向きにより、その後につく実の向きが決まってしまうというから、驚きです。
苗に土を寄せたあと、最後の灌水をします。
量としては、モスピランを混和した後の灌水量の半分程度。このあと、どんなに乾燥しようが一切灌水しません!と教えていただきました。根が、自ら水分を求めて、水分のあるところへと根を張っていくそうです。
「桃太郎8」、がんばれ〜っ!!!!(^^)
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ここで、今後の管理について教えていただきました。
【管理のポイント】
- 朝方の気温が10℃以上になり始めたとき、常時サイドを開ける
- ハウス内が25-30℃になるよう、調整(28℃の段階でサイドを開ける)根が活着する迄の間は、30℃の時点で開ける
- 出入り口から虫を入れない
- 風で苗がそよぐときは、タキロンの支柱で支える
- 時期的に定植を急ぐとき(苗は小さいが定植時期が迫るとき)は、定植後に木が暴れないようにするため、植え穴に置いたポット苗に土をかけないで灌水を行う(根の活着を遅らせる)
- 本来は、熟苗(花芽が1~2日で咲きそうな状態)を植えるべきである
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いよいよ繁忙期突入、ひとりトマト屋さんは頑張りますょ!!