大雪の倒壊から1ヶ月、ついに育苗所が復活。
解体から完成までほんとうに時間に追われ、息つく暇もないくらいの忙しさでした。夕暮れ時、出来上がったハウスを前に涙しそうでした。やっとここまで復活したという思いとともに、まだ2棟の再建が残っているという緊張感もあり。そしてもう二度と潰してなるものかと固く誓いました。「言い訳無用。天災は人災なり。全ての責任は自分にあり」
再建した事により、ハウスをゼロから建てるということはいったいどういうことなのか、少し分かった気がする。今回の再建に当たり、圃場全体が大幅に傾いている事が分かり、育苗所内を水平に保つため、盛り土をしました。もちろん、土壌消毒した土です。ハウスの周辺には、素掘りの溝をこしらえて、排水対策を施しました。もちろん簡易的なもののため、梅雨&台風シーズン前には対策の見直しをしますが...
苗の搬入に間に合ってよかった。
次に建てるは、トマトハウス15m。おおよその骨組みは出来ているので、あとは入口と出口の工事なり。
そして今日は東日本大震災から3年。
故郷仙台の復興を祈りつつ、この日に育苗所が完成したことの意味を噛み締めながら、次のハウスの再建に向かいます。
手伝ってくれた皆さん、ほんとうにありがとう。