2015年2月16日月曜日

日々、修行...


さてさて、今日は久しぶりにゆうきファームのコカブの管理を...11月7日に播種したコカブがそろそろ収穫期を迎えています。栽培期間、なんと約100日!
収穫前、べたがけを外し、トンネルのビニールを開けて、換気による外気への慣らしをします。これにより、収穫直後のしおれが少なくなって、翌日の出荷に耐えられる商品となりますだ。


今から間引きをするところもあり、3月末までに全収穫完了!ということにはならなそうです。それにしてもこのあたり(所沢)は風が恐ろしく強い。となりの家庭菜園の区画からは、堆肥用の落ち葉が吹っ飛んできてコカブが埋まったりといろんな被害にあってます。そう、今日の朝圃場に行ったら、ハウスの天井ビニールが全部破れていて、あらためて風の恐ろしさを知りました。何も栽培してなかったからよかったようなもので。

吹っ飛んできた落ち葉については、完全に人災なので、「てめー、このやろーっつ」って怒鳴り込んでやろうとも思いますが、もう、なんだかね...自然と戦うっていうのは、ほんとうに想像を超える過酷さがあります。半分アタマがおかしくなきゃあ、やってけないところもあります。

そうれはそうと、今日は日頃お世話になっている水菜農家さんと話しをし、独立までの道のりをあらゆる面でサポートしてもらえる確約をいただきました。また、今後1年間の研修についても、快く引き受けてくれた次第。言葉にならんくらいの感謝でございますわ。こんな風に、地域で、前を走ってくれる先輩がいると、すごく励みになるし、自分のモチベーションを保つのが楽です。

将来的に「農業生産法人 高橋ファーム」に成長できるよう、日々精進していきます(^^)

2015年2月15日日曜日

次への準備


ここ数日間、こんな風にトラクター運び出したり、マルチャーやパイプを運び出したり...教習所に行って大型特殊免許やバックホーの作業免許(いわゆる車両系建設機械)をとってきたりと、かなりワタワタしてました。ゆうきファームが3月で終わりになることを受けて、次の自分の身の振り方を考えるにあたり、いろんな準備があります。頭の中がすごく忙しい。建設機械の作業免許については、今までは無免許で借りてたので(3t未満のレンタルは可能なのですが!)、今回の撤退をいいことに、胸張って借りられるようにしました。そんなにでかい重機は使う機会がないですけどね。ちなみに、来週の末には「車両系建設機械(解体)」の講習も受けてきますので、荒地の整備なんかも重機さえあればできるようになります。自腹切って講習に行く奴も珍しいようで、教習所の方には、「最近の若者はやる気あるんだねぇー」なんてからかわれました(^^)


さてさて、ゆうきファームの撤退にあたり、今後のわたくしの身の振り方については、今まさに佳境に入っています。詳しくははっきりと決まり次第発表しますが、ほんとうにいろんな人にお世話になっています。岡安先生や振興センター、試験場の方々、直売で一緒している方々、コンテナとか泥だらけのもので家を埋め尽くしても家を提供してくれる人、そしてこれから本格的に面倒みてもらうであろう大農家さん。荒地の開墾から農業を始めて1年半、ここまで来れたことも奇跡なんですが、この先自分が登らねばならん山の大きさを考えると、もう絶望に近いものがあります。資金や土地の問題、はては栽培技術など、それはそれはもう「農業なんかやめちまえばいいのに」と言われてしまいそうなもんです。

でも、自分の年齢や気力、体力、おかれている環境なんかを俯瞰してみてみると、勝負するにはこれが最初で最後のチャンスじゃないかって思うんです。去年1年間も、最初で最後という気持ちで過ごしてきましたが、今後1年間はさらに厳しい年となりそうです。金はなくても心にゆとりを忘れず(笑)、着実に進んでいきたいと思います(^^)

みなさま、今後ともどうぞよろしくお願いしますね!