開墾前の圃場の写真が、1枚だけ残っていました。
4ヶ月前、荒れ地の開墾からプロジェクトは始まりました。畑らしき姿はあるのですが、耕作放棄地と変わりません。必要なのはビーバー(草刈り機)、ガソリン、水。上半身裸、下はハーフパンツ、サンダルという「海の家」に居そうな格好で草を刈りまくりました。
そして圃場研修の初日、人手不足のため岡安先生にまで草(耕耘前の根)を刈っていただきました。ビーバーの正しい使い方を知らず、飛び跳ね防止のカバーを外して振り回していた様子を見たときの、岡安先生のお顔は今でも忘れられません。それから秋作物の播種を行いながら、次々と開墾を続け、畑らしき跡地には全てきれいな土が見えるようになりました。
こちらが、圃場の半分ほどの面積をやっつけたときの写真です。右奥のハウスからはスギナが天井を突き破り、ジャングルと化しています。開墾はまだまだ続きます。写真を撮ることも忘れ、ビーバーを振り回していた頃を思い出します。多少、草刈りについては自信がつきました。