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2014年2月8日土曜日

バットグアノ−2

どうしても気になり、バットグアノについて調べてみました。
最初、「バッドグアノ」と発音していたのですが、「Bat(コウモリ!) Guano」なんですね。
  • グアノ:珊瑚礁の島に、海鳥の死骸・糞・エサの魚・卵の殻などが数千年から数万年の長い間に堆積したもの
  • バットグアノの場合、海鳥ではなく洞窟の中に住むコウモリが出す糞や死骸などが同じように堆積したものを指す
  • 窒素質グアノ:降雨量・湿度の低い乾燥地帯に形成されたもので、窒素を多く含有
  • 燐酸質グアノ:熱帯・亜熱帯など降雨量・湿度の高い地域に形成され、長年の降雨により窒素分が流出してリン酸分が濃縮されたもの

出典先は、こちらです。
http://www.tamagoya.ne.jp/agribiz/batguano/index.htm

ここで、岡安先生より教えていただいたバットグアノのパッケージを見ますと...


成分の分析例として、
  1. リン酸全量:25%以上(く溶性リン酸18%以上)
  2. 石灰全量:40%以上
  3. 微量要素を多く含むようです。
く溶性リン酸? 書いてありました。

「リン酸はそのままでは吸収されにくいが、マグネシウムを与えることにより相乗効果で、吸収されやすくなる。マグネシウムには、植物体の根が自ら分泌する「根酸」というクエン酸を増やす作用がある。このクエン酸は溶けにくい養分を溶けやすい形にする働きがある。つまり、バットグアノに含まれる、く溶性リン酸やく溶性ホウ素は、「クエン酸で溶ける」という意味である。」

出典先は、こちらです。

つまり、マグネシウムが多く含まれるバットグアノは、クエン酸を増やし、多くのリン酸を溶かして、それを植物体が吸収するということ...
パッケージに、「作物の育成に応じて吸収されるため、濃度障害の心配がない」とありますが、このことなんでしょうか?作物の育成に応じて、根が生長・根酸を分泌するため、肥料単体で効きだすことはないという理解でしょうか(^^)

ん〜深いです。深すぎです。
大学、農業関係の大学に行けば良かったな...(笑)
明日の関東は雪。午後からは雪下ろしになるでしょう!
今のうちに体力を蓄えておかねば。
そろそろ手の痛みも我慢できるようになったので、寝ます...zzz(-_-)

ぁ、いよいよ来週は接ぎ木苗の研修ですよぉ〜!!