2014年7月8日火曜日

コカブ;梅雨蒔き!?夏蒔き!

昨日は、コカブの7月上旬播種2回目。7、8月に計12回程度播種する予定です。今回は、前回とは少し変えて、裸地に播種し、遮光資材による被覆群と無被覆群に分けました。そう、気づいた事があります。

キスジノミハムシ対策として、フォース粒剤を全面土壌混和したのだが、いまいち効いてないような気がする。FAMICにて、使用方法を確認しました。そう、【播種溝混和】と書いてありました。【全面土壌混和】とは違うのです。種子を入れる植穴に直接蒔かないと効果がないのでしょう。なるほど。さらに今回からは、白さび病対策として、リドミル粒剤2を入れる事にしました。こちらの使用方法は、【全面土壌混和】となります。しかし、ダイコンの場合は、【作条土壌混和】となります。作物により、【全面土壌混和】になるのか【播種溝混和】になるのか、ひとつひとつ細かな確認が必要です。

また、今回からは、使用農薬に関しても、FAMICの最新データと照会し、希釈倍数・収穫前使用日数・使用回数について、全て確認し、自分なりの防除暦を作る事にしました。今現在資材庫に保管している農薬が登録基準を満たしているか、また、どの程度の害虫に対応した農薬なのか、買い足す必要のある農薬はなにか...そんなこんなしているうちに、展着剤・除草剤を含め、カブだけで14種類にもなりました(^^;)もちろん、コマツナにも登録のある農薬がほとんどですが。こりゃ、コマツナに手を出すのは早い。まずはコカブを深く掘り下げなくてはと切に感じています。農薬の収穫前使用日数についていえば、時期によって収穫迄の日数が異なってくるため、防除暦もかわってくるのでしょう。そうすると、時期ごとの防除暦が必要になってきます。

この前、近所の農家さんが直売をやっていたので、買い物に行きました。そこは、4月までカブとダイコンを作っている農家さんでして、「夏はカブ作らないんですか?」と聞いたところ、「はぁぁーーー??」って笑われました(^^)それだけリスクが高いということでしょうか。こちらにわか農家は7、8月に12回蒔こうとしています。それがいかに無謀なのか...あぁ、おじっちゃ!!