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2014年11月26日水曜日

コマツナ;出荷調製


ついに宿舎の玄関にコマツナを持ち込みました♪(^^)コマツナがぐんぐん伸び始め、朝の出荷が間に合わないので、夕方収穫して、夜に調製する運びと相成りました。この時期に一晩外に置いて、次の日までもつかどうか、試してみたかったというのもあり。玄関に泥をぶちまけて、下葉落として、根を切って、洗って、水切って...1コンテナで、1時間弱はかかります。


ここまでやっても、最近はコマツナが売れません。15束出荷しても、平日は良くて半分程度。最近は、回収に行くことの方が多くなりました。回収の義務はないので、やらなくても良いのですが、売り場の裏に山積みにされている廃棄野菜を見ると悲しくなるので...店の人に捨てられるなら、宿舎で料理して喰っちまおうというわけです。それにしても、生産者がバーコードを発行したり貼ったりするバックヤードに、生産者の野菜を山積みにして廃棄するとはなんたる無神経...でもこれが量販店の現実なんでしょうね。これも、直売所出荷するようになって経験したことです。

コカブにしても売れ残りが目立つようになり、プロの農家さんでさえも、5玉120円から3玉100円に切り替えるようになりました。誰でもできる野菜を、誰でも作れる時期に作っていたのでは、いつまでたってもここから抜け出せないと、よくわかりました。出荷しても残るとわかっていながら、種まきするのは、少し苦しいもので。人が作れないものを1年中作るという次のステージに行かねば...と切に思うのであります。


そんなことはつゆ知らず、我が家のクマさんたちは今日もヌクヌク暮らしています♪

2014年11月24日月曜日

ブルトラ10馬力!


資材庫と旧育苗所の間にトラクターをもってきてみました。どうやったらハウス内を耕運できるかなって...やっぱり入口作り変えなきゃダメかな??


そう、トラクターが手に入ったのです。クボタのブルトラ10馬力!すごく古いタイプのものですが、ラジエターやら何やら新品に交換したばかりのこのマシン、まだまだ元気に働くんです。HONDAのハンド耕運機でシコシコ仕事してるよりもはるかに早いし、耕運した後の整地がキレイ!HONDAの耕運機は、点火系統がイカれ、新品に交換したものの、やっぱり調子が悪い。原因は、排気量が小さくて非力なくせに、去年の8月から広い面積で酷使してきたせいでしょう、、、とのこと。耕運機の方は、小面積で遊ぶ家庭菜園用のものだったようです。ちなみに、僕のリウマチが悪くなったのは、このハンド耕運機のせいです!笑 あの面積でも、小さなトラクターは必要ですとのことで、ちょうどよく中古のマシンが手に入りました。

それなのに、それなのに、うちの組織としては農業から撤退するという方針が出ましただ。そう、にわか農家高橋はきちんとした雇われ身なのです 笑 マルチャーといい、軽トラといい、トラクターといい、組織が機械を揃えることができないので、個人的に揃えたのですが...それぞれの立場にはそれぞれの事情があるように、これもしょうがないことなんでしょう。あまり考えても仕方ありません。この機械たちが活躍できるステージは、きっと巡ってくることでしょう!

今はとにかく、クヨクヨせずに、師匠や仲間たち、支えてくれる人とともに先に進まねばなりませんだ(^^)


ということで、とりあえず、トラクターがハウスに入れるよう、保安部品の白いバーをセーバソーでぶった切ってみました(^^)ん、すっきりした。軽トラにも積んで、シートかけて運搬できそうです♪

食の駅 所沢店、出荷開始!


でーん!!先週の火曜日から出荷をはじめている、「食の駅 所沢店」。やっと生産者名の看板ができました(^^)「狭山市北入曽 高橋 一樹」と書いてあります。でも、圃場は所沢市よ...?? 野菜作り始めてまだ1年ちょっとなのに、プロの農家と同じ棚に並べるのは、ほんとにビクビクものです。圃場から出たら、誰も守ってくれないので、消費者の厳しい目線にさらされることになります。売り場を遠くから見てると、自分のコカブやコマツナを手に取っても、他のものと見比べて、大きい方を買っていく光景をよく目にします。大きけりゃあいいというものではないんでしょうけど、「これはコカブだよ」って言っても、なかなかお客さんにはわかりません。消費者はなんでも大きいほうがいいんでしょうなぁ。個人的には、あまり大きなカブは可愛さがないので、コカブがちょっと大きくなったくらいの大きさが好きなのですが...

そう、売り場に野菜を置いた瞬間に、自分を守ってくれるものは、自分が出した野菜という商品だけなのです。今回、個人名での出荷に挑戦したおかげで、それがよくわかりました。きっと、「自分の評価=商品への評価」なんです。どれだけ苦労して種まきしようが、薬散しようが、潅水しようが、出荷調製しようが、棚に並んだものでしか評価されないんです。並ぶまでの過程は、お客さんは知る由もありません。いくら説明しても意味がありません。競合相手がたくさんいるスーパーみたいな大きな直売所で「結果を出す」ということは、とても難しいことなんだとよくわかりました。(^^)


2014年11月19日水曜日

コカブ;出荷調製の全行程!


本日は、株式会社ファームドゥが運営する「食の駅 所沢店」のオープン日です(^^)ゆうきファームでは、プレオープンの昨日に、コカブを15束・サトイモを40袋ほど出荷していますが、本日はさらなる来客を見込んで、コカブを大量に出荷することにしました。これまでにない量(70束!)の出荷ですので、記念に各工程ごとに写真を撮っておきました。写真を見ると、撮影した時間が表示されているので、各工程ごとにどのくらい時間を費やしたかがわかります。


AM 5:30 収穫開始
AM 6:09 収穫完了!(40分)上の写真は、収穫後コンテナ8個分のコカブです(笑)もうこの時点で、終わるのかよっていう気持ちですが...


AM 7:14 下葉掻き、終了。(1時間強)洗浄開始!機械なんかないので、もちろん1個1個スポンジで手洗いです。


AM 8:17 洗浄終了!(1時間強)今までにないくらいのマッハで洗ったので、1時間強で終了(^^)でもOPENまで1時間を切りました。「もうやめちゃいなよぉ〜そんなに売れないもんねー♪」と、悪魔のささやきが聞こえてきます(笑)「うるせぇよぉ♪」とぶつぶつ言いながら、葉の切り落としにうつります。


AM 8:46 葉の切り落とし終了。(30分強)もうこの時点で、OPENに間に合いません(^^)それでもぶつぶつ言いながら、袋詰めです。


AM 9:22 袋詰め完了!(30分強)以前は、束ねてから袋に入れていましたが、結束テープの節約のため、今日から、先に葉を切ってから袋に詰めることにしました。OPENまであと8分!午前中のお客さんを逃したくないので、焦るだけ焦ってみました(笑)


AM 9:40 結束&積み込み完了!70束です!(20分強)直売所に向けて軽トラを走らせます♪このあと、駐車場の出口を逆走して、搬入口にベタ付け。駐車場内もえらいことになっていました。「台車貸せょ、この野郎!」と怒鳴り、バーコード発行。このとき、ゆうきファームのスペシャル助っ人であるTさんと、搬入口で合流し、2人でバーコード貼り&最後の数量チェック。このあと、お客さんを押しのけ、売り場に突入。パートさんにお願いして、場所を空けてもらい、なんとか並べ切りました。プレオープンではガラガラだった店内が、押すなだの押しただの、触るなだの触っただのの、納豆食うだの食わねぇだの、お祭り騒ぎです。なんか、お惣菜とか、日配とか、お弁当とかも並んでいて、完全にスーパーです。一応野菜は真ん中にどかーんと並べられるようにはなっているけど、お客さんの足は、やっぱり加工品に...??

ちょっと不安ですね。ファームドゥさん、我々生産者も頑張りますので、販売の方で頑張ってくださいね!

2014年11月18日火曜日

コカブ;保温 トンネル被覆資材;さわやか2号

本日、被覆資材に関して、兵庫県の方からわざわざお電話をいただきました(^^)鳥取の方といい、兵庫の方といい、関西の方は、ブログをご覧になり、なにかしらのレスを下さるので、とても嬉しいですね ♪


さて、本題「トンネル被覆資材の被覆」についてです。当ファームでは、【ユーラックカンキ2号】に変わる、廉価資材として、【ツウキバーナル2号】を使用していましたが、もう1種類、ユーラックに代わるものがあります。それが上の写真、【トンネルさわやか】というものです。穴の数が2列であれば2号、4つであれば4号です。製造メーカーは、「グリーンコーポレーション」です。幅は、185cm、210cmがあります。使用した感じとしては、ユーラックに比べ、ツウキバーナル、トンネルさわやかの方が多少、ゴワゴワした感じがありますが、保温効果としては、ほとんど差がないように思われます。

値段の比較をしてみます。株式会社LIXILが運営するビバホームでは、税抜き価格で
  • ユーラックカンキ2号  ;0.05mm×210cm×100m で、10,953円
  • トンネルさわやか2号  ;0.05mm×210cm×100m で、8,553円
ちなみに、さわやか2号は、30m巻きもあり、3,029円となっています。家庭菜園など、小区画なら、こちらの方が割安かと思います。ユーラックなんかは、プロ農家が1回に何十本も使うものなんでしょうね...ツウキバーナルに関しては、置いてありませんでしただ。当方、地元の種屋さんを通じ、購入しています。

  • ツウキバーナル2号   ;0.05mm×210cm×100m で、7,500円
こちらも100mの原反物になりますが、価格はユーラックの3分の2!!ゆうきファームでは、まとめて3本買いました。製造・販売元は「昭和パックス株式会社」です。

ユーラックとトンネルさわやかについては、全国のビバホームに在庫があると思われます。ちなみに、兵庫県のビバホームの店舗は、

お話を伺うと、どうやら、4月5月収穫のダイコンを作るとき、2重トンネルの内張としてこの資材を使われるとのこと。この時期に収穫するということは、播種時期は1月と2月。難しい作型じゃないですか!あまりにもリスクが高くてプロ農家も手を出さないのに...

そう、去年ゆうきファームでは、岡安先生の指導のもとで、大成功しました(^^)ポイントは、播種直後の30日間トンネル密閉(脱春化)と種子の選択と2重トンネルによる保温!春先に立派なダイコンが取れますように...厳冬期の種まき、頑張ってください!

パイプハウス;雪対策


雪に備え、資材庫に支柱をいれて補強しました(^^)48mmの単管を2mおきに7本入れて、完了です。天井の直管が曲がってしまうんじゃないか!と思うほど、下から突っ張らせたので、少々の雪でも潰れることはまずありませんだ...逆にハウスの歪みが怖いくらいです。資材庫の床面は10cmくらいの高低差があるので、長いところは切って、短いところに足しました。こんなときに役立つのが、ベースです。10cmくらい継ぎ足すには、申し分ありません。


この48mmのパイプ、少々の力では動かないので、テコの原理を使いました(^^)クワだのなんだのがおいてある棚にもう1本のパイプを置き、えっちらおっちら持ち上げながら、位置を決めます♪これならすごく楽です。


 入口から見ると、こんな感じ。天井金具と設置するところには、薄い板材をかませると、より安定します。ただ、天井部分は、高温&多湿になるので、木が腐りやすいと思います。ほんとうは、雪が降ると分かった時点で補強を入れるのがベターなのでしょうが...ゆうきファームは3棟あるので、せめて資材庫だけでも安心できる場所にしておきたいのです(^^)


 クロスバーに、筋交いに、48mmの支柱。もう大丈夫でしょう!

2014年11月5日水曜日

コカブ;保温 被覆資材!


ある日の朝、コカブが言ってました。「寒いから、掛けて♪」と。朝の最低気温がだんだんとひと桁に近づくにつれ、コカブの生育も日増しに遅くなっています。ゆうきファームでは、霜が降りる前に被覆資材をかけました。使用した資材は、「ツウキバーナル」。ユーラックカンキ2号に機能性も劣らず、それでいて、価格はユーラックの三分の二程度で、100m巻 ¥7,500。これは嬉しい。それでも重量は相当あるので、展張の際には一工夫しました。名付けて、「ひとりでできるもん♪」アイディアはこちらからいただきました(^^)フィルムを繰り出すのは、巻き取るのに比べて簡単です。引っ張ればいいだけなので。


でーん!!きれいに張れました。ここは旧スィートコーンの区画です。過去には防草シートが敷いてあり、駐車場として使っていました。T氏が2t車のタイヤを泥にはめた地点でもあります。それが、春作ではスィートコーン、秋作からはコカブの区画としてきれいになりました(^^)


本来なら、マイカー線を張っていくべきところですが、ベタ掛け外し・間引き・薬散などが控えています。その都度マイカー線を外すのもどうかと思い、シートの上から弓で斜めに押さえてみました。これは、鶴ヶ島試験場で見たやり方です♪また、収穫前には内張りの寒冷紗もとるので、この方が少し効率的です。もちろん、大風のときはマイカー線にはかないませんが...


2014年11月1日土曜日

コカブ;ー雨ニモ負ケズー


雨ニモマケズ
風ニモマケズ
台風ニモ冬ノ雪ニモマケヌ
丈夫ナハウスヲモチ
力ハナク
決シテ焦ラズ
イツモシヅカニワラッテル

一日ニ無洗米三合ト
ヌカ漬ケト少シノ野菜ヲ食ベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテ記録ス

野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナビニールハウスニイテ
コカブニ青虫デレバ
行ッテランネートヲマキ
コカブニアブラムシ出レバ
行ッテ病気ウツルカラヤメロトイヒ
コカブニ白サビデレバ
行ッテコワガラナクテモイイトイヒ
後ロニ張リ付ク車アレバ
降リテコノヤロートイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
ヨコシマノトキハオロオロアルキ
ミンナニキチガイートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
ソウイウモノニ
ワタシハナリタイ

南無無辺行菩薩
南無上行菩薩
南無多宝如来
南無妙法蓮華経
南無釈迦牟尼仏
南無浄行菩薩
南無安立行菩薩